10月から社会保険の加入要件が変わりました。私は扶養内に残るべく、勤務時間を少し減らすという選択をしたのですが、これでよかったのか?とモヤモヤが募っています。
なぜなら、短い時間で今まで通りの仕事をしなくてはならなくなったからです。時間単価当たりの仕事量って考えると、なんだか損しているのでは・・・と思えてきました。
しかも、担当業務は増える一方です。やらせてもらえることが増えるのは信用の証と好意的に受け止めていますが、何か腑に落ちない。
そんなに言うなら社会保険に加入したら?という声が聞こえてきそうです。検討はしましたがその負担分を働きでカバーするとなると、相当長い時間働く必要があります。なぜなら時給が安いからです(ほぼ最低賃金)。
厚労省のサイトやチラシを見ると、「将来の年金額が増える」なんて景気のいいことを言っていますが、よく読めばそれが微々たるものであることがわかります。さらに「補償がワイド」なんてどっかで聞いたようなフレーズを使っている安っぽさにも呆れてしまう。
今の私たちが収める年金は自分の将来のためというよりも、今の年金受給者を支えるために必要であるとはっきりと伝える方がよほど納得できます。いつか自分も若い人たちに支えてもらうのだからと。
それを無理やり「お得ですよ」的な表現をするから「全然得じゃないじゃん!」と反発したくなる(・・・のは私だけ?)。
私が今働いているのは、将来(老後)のためというよりは、今を生きるためです。生活費、教育費、医療費・・・。今お金が必要なんです。だから、どうなるかわからない将来がどうの、なんて話は全然響かない。
今回の法改正は、自分の希望に反して働きを減らざるを得なかったり、その結果割に合わない働き方になったりと、扶養内で働くパート主婦に不利な話しかありませんでした。何を選択しても不利なので、どれなら妥協できるかということをもう一度考え直したいです。モヤモヤしながら働くのは嫌だから・・・。
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