とある学習塾(高校受験向け)の受付事務の仕事に応募し、本社での一次面接を通過後、二次面接に行ったときの話です。
二次面接は塾長先生との面接だったのですが、なぜか私の子供に関しての質問ばかりがきました。
「通っている高校名」「高校受験の際の併願校」「受験対策に通っていた塾の名前」。
普通のパートの面接ではまず聞かれないであろうことばかり。そもそもここで働くのは私なのになんで子供のことばかり聞くのだろうと思いましたが、これは教育業界の良くない面を見ているのだなと気づきました。
「子供の通う学校のレベル=親の子育ての成果」というような、教育熱心が過ぎる人にありがちな、子供と親を一緒に評価する考え方。進学塾の塾長ともなれば、その最たるものなのしょう。
まったく肌に合わないなと思いました。
私は自分の子供には、勉強が自分に必要ないと思うならしなくても良い(そのかわり何をやって生きていくのかしっかり考えろ)と言って育ててきたので、パートとはいえ、こんな世界では生きられないなと思いました。
意欲的に勉強に取り組むお子さんのサポートができればいいな、という思いで応募したのですが・・・。
合否が出る前にこちらからお断りの連絡をしました(採用だったらしいですが)。