「セクハラ」「パワハラ」「コンプライアンス」などの言葉や概念は、私が新卒でお勤めしていたころは、今ほど浸透していませんでした。
そのため、不快な思いをしたことは数知れず。
休暇を取ると「どこへ出かけていたのか・何をしていたのか」などと平気で聞いてくる人がいたり、個人的なお誘い(食事やデート)をしてきたり、誕生日にいきなりプレゼントを渡してくる人がいたり。
職場にプライベートを持ち込むことの何がダメかって、職場の人間関係が前提になっているから、迷惑しているにも関わらず、断りづらい・断れないという点です。
まだ若く、こうしたことをうまくあしらうスキルを身につけていなかった私にとっては、とても苦痛でした。
今のパート先を眺めていると、執務時間中に仕事以外のプライベートな話をする人はおらず、人間関係はあくまでも仕事をスムーズに行うために構築するものというドライな感じで、働きやすそうです。
今どきの若い人が羨ましい。
逆に、職場でいい感じの人を見つけても、アプローチするには難度が上がった時代なのかもしれませんが。
でも、職場は仕事をするためだけの場所であるのが望ましいです。